日栄不動産の空き家処分の事例をご紹介します。
写真ではキレイに見えるかもしれませんが、現地では一分一秒でも滞在するのがイヤになる物件も多々ありました。
「正直、こんな物件売れないだろう。」と思ったことも一度や二度ではありませんが、すべて何とか処分できています。これらの事例を参考に、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
事例1:千葉県長生郡白子町の物件その1
こちらの物件は、横浜在住のオーナー様が以前に住んでいた家です。横浜に移住して、かれこれ10年以上になるので、その間、ほぼ放置状態。
カギを送ってもらって見に行きましたが、外観はまあ普通かなという印象。
しかし中に入ってビックリ。
床は壊れていて、下の土台や地面がむき出し。壁はクロス、石膏ボードが取れて、木材が表面化。一部、雨漏りもしてるのかなというところも。窓が取れちゃってるところもあるし。
一口に言えば、あばら屋ですね。普通は解体すべき物件です。
ただ2階家でけっこう床面積もあり、中に荷物も残ってるので、土地代より解体費のほうが高くつく可能性大でしたので、現況のまま販売。
結果、売れました。・・・不思議です。
「こんなの売れるんだあ。」というのが率直な感想。自分で売ってて無責任ではありますが(汗)。
買った方は、自分でリフォームを楽しみたいという50代の男性。
ホームセンターで材料を買っては、コツコツ修繕活動にいそしんでいました。
大変そうではありましたが、ご本人は案外楽しそうでしたので、よかったなと思います。
事例2:千葉県長生郡白子町の物件その2
これは外観からして、かなりキテますね。外壁が剥がれて、ベニヤがむき出しです。中に入っても、外観に負けず劣らずの惨状でした。
玄関のカギが無くて、勝手口から入ったのですが、キッチンの床がブカブカ。
土足で歩いたのですが、下手すると床が抜けるんじゃないかという感じで、恐る恐る移動しました。
部屋は二部屋。ともに和室です。
この物件も、本来解体すべきなんでしょうが、白子町のような土地供給過多なエリアで更地にすると生命取り。
勇気をもって、現状で市場に出しました。
ほどなく買い手がついて、売買成立。売主さんは現状のまま売ったのですから、少ないながらも現金を手に出来ました。
コレをリフォームして販売したりすると、間違いなく赤字になったでしょうね。
事例3:千葉県旭市の物件
土地30坪に建ってる平家。数年前までおじいちゃんが一人で住んでいましたが、病気で亡くなってしまいました。
妻も子供もいなかったので、愛媛県の親族がやむなく相続。
現地を見て、ビックリ。リビングの窓は割れてるし、中には故人の荷物がギッシリ。トイレはボットン式の汲み取りで、かなり汚い。
本当に人が住んでたかと思える状態です。
売主さんは、とても厄介なものを相続してしまったと頭を抱えておりました。
そんな状況で弊社に売却依頼が入りました。「お金は要らないので、早く処分したい。」とおっしゃてました。
そして弊社で売りに出して3ヶ月で買い手がついて、処分に成功。
ごくわずかな金額でしたが、売主さんには代金が入りましたので、とても喜んでもらえました。
割りとスムーズにいった案件です。
事例4:茨城県鉾田市の物件
写真で見ると、割りと普通に見えるのですが、現地に行くと、けっこうガタガタです。
側面の外壁には亀裂が入っていて、その亀裂から部屋の中が覗けそうな感じ。
かなりの年数、放ったらかしの別荘でしたが、なんとか売却できました。買主さんは60過ぎの方でしたが、自分でリフォームをコツコツやってくとおっしゃてました。
売主さんは70過ぎのお婆ちゃん。
この物件の処分に相当頭を痛めてましたので、売却できてよかったです。